昼めし旅【東京都府中市…町の洋食店チキンピカタ丼&エビはんぺん春巻き】
令和5年3月7日放送 テレビ東京-
神奈川県平塚市の農家でのご飯調査
神奈川県平塚市で行われた農家のご飯調査について報告します。取材したのは、平安時代から形を変えずに受け継がれている金沢青かぶや北之庄かぶといった伝統野菜を育てている農家です。
この農家では、年間150種類もの伝統野菜を栽培しており、その中にはからし菜も含まれています。
農家のご主人は以前は製薬会社で農薬開発をしていましたが、子どもが農場で遊んでいる姿を見て、農薬を使わない野菜を作りたいと思い、脱サラして伝統野菜を育てるようになったのだそうです。
感想:農家のご主人が子どもの安全を考えて農薬を使わない野菜を作ることに踏み切ったエピソードは、とても心温まるものです。
自然に寄り添いながら野菜を作り、古くからの種を守り続ける姿勢には、素晴らしい志が感じられます。
祖父母の家での昼ご飯
農家のご主人は、祖父母の住んでいた家で昼ごはんをいただくことができました。現在は農園の事務所として使われているこの場所で、ご主人を含む4人の従業員が手際よくご飯の支度をしていました。
山で取れた「大浦太ごぼう」は、奥さんの弟の農場で育てられたものだそうです。
奥さんは弟の農園の手伝いに来てご主人と出会い、結婚したのだとか。
ご飯のおかずには、金時にんじんや金沢青かぶ、玉ねぎの「淡路中甲高黄」が使われました。
それらを細かく切ってゆで、コンソメスープにしていただきました。
また、残ったにんじんやかぶ、玉ねぎをベーコンと一緒に炒めて溶き卵で包み焼き上げたスペイン風オムレツもありました。
感想:祖父母の家で家族と一緒に食事をする場面は、ほんのりと懐かしさを感じます。
自然な風景に囲まれながら、古くからの伝統野菜を使った温かいご飯を頂く姿は、まさに「食」の大切さを教えてくれます。
野菜を通じた農家のストーリー
この農家の取材を通じて、野菜を作る農家のストーリーを垣間見ることができました。製薬会社での農薬開発をしていたご主人が、農薬を使わない野菜づくりに転身したきっかけは、子どもとの触れ合いでした。
伝統野菜を守りながら、安心・安全な食材を提供するという農家の使命感が伝わってきます。
また、祖父母の家での食事を通じて、家族や農業の繋がりを感じることができました。
感想:この農家のストーリーは、食材とのつながりや家族の絆の大切さを改めて感じさせてくれます。
食べ物にまつわるエピソードや人々の思いを知ることで、私たちの食事に対する考え方や食べ方も変わってくるのではないでしょうか。
ハッシュタグ:#農家 #伝統野菜 #ストーリー