切り干し大根がタイ料理に変身!
私たちの日常の中で、何かと余りがちな食材の一つが「切り干し大根」ですよね。
食材としての保存性が良い反面、使い方に悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな切り干し大根が、タイ料理の“ソムタム”に変身するなんて、ちょっとワクワクしませんか?料理家・フードコーディネーターの尾身奈美枝さんが教えてくれるこのレシピは、意外性と手軽さを兼ね備えた素晴らしいアイディア。
切り干し大根を使った新しい発見
普段は煮物や和え物に使われがちな切り干し大根ですが、尾身さんによると、実はエスニック料理にもぴったりなんです!青パパイヤの代わりに切り干し大根を使うことで、シャキシャキの食感を楽しむことができるこのソムタム。
まさに他の食材とは違う、唯一無二の存在感を放つんですよ。
水でもどすだけで簡単に美味しく食べられる手軽さも、この料理の魅力の一つですね。
もどし方にひと工夫!美味しさの秘訣
さて、ここで重要なのが切り干し大根のもどし方です。
尾身さん曰く、「やや歯ごたえのある食感を保つためには、10分を目安にもどすと良い」そうです。
少しでも長く水に浸せば、やわらかくなってしまうため、ここはしっかりと注意が必要。
もどし方だけで、切り干し大根の味わいが一変するなんて、ちょっと不思議ですね!もどす時の水はひたひた程度が理想とのこと。
これだけで旨味を逃がさず、美味しさを引き出すことができるんです。
作るのも楽しい!ソムタムのレシピ
では、実際にどのようにソムタムを作るのでしょうか?準備する材料はシンプルで、切り干し大根をもどしたら、調味料を混ぜ合わせるだけ。
そこに、桜海老や新鮮な野菜を加えて和えると、あっという間に出来上がり。
ナンプラーとレモン汁の甘酸っぱいタレが全体にしみ込み、干し海老やピーナッツのコクが絶妙なバランスを生み出します。
パクチー好きにはたまらない香りも楽しめて、見た目にも美しい一品が完成します。
持て余していた食材が大変身!
試食してみると、切り干し大根のシャキシャキ感が口の中でリズミカルに踊り出すよう。
他の食材との調和も素晴らしく、無駄にしていた切り干し大根がこんなに美味しくなるとは、まさに目から鱗の発見です。
このソムタムは、持て余していた切り干し大根もあっという間に消費してしまうこと間違いなし。
ぜひ皆さんも、自宅で試してみてはいかがでしょうか?料理の楽しさが広がること間違いなしですよ!