沖縄の美味しさをシンプルに!エーグヮーのマース煮
沖縄の家庭料理を楽しむ
沖縄の家庭料理に欠かせない「エーグヮーのマース煮」は、シンプルながらもその深い味わいが楽しめる一品です。
エーグヮーとは沖縄方言で「アイゴ」を指し、マースは「塩」のこと。
これらの言葉からも、料理が持つ素朴さや親しみやすさが感じられます。
琉球料理を長年教えてこられた松本料理学院の講師が紹介しているレシピをもとに、ぜひ自宅で挑戦してみてはいかがでしょうか?
新鮮な食材の選び方
この「エーグヮーのマース煮」に使うエーグヮーは、新鮮な白身魚が基本です。
500gの魚を丸ごと使うことで、煮汁に旨味がしっかりと出るので、ぜひ新鮮な魚を選びましょう。
また、マチやハタ、フエフキなどの魚でも作れるので、お好みに合わせて選ぶことができます。
身がふっくらとした魚を使えば、その美味しさも格別。
是非自分の舌に合った魚でトライしてみてください。
シンプルな調理法でうま味を引き立てる
材料は、エーグヮー500g、水1カップ、酒大さじ1、塩小さじ1/2~1、青ネギ少々、唐辛子1本です。
調理はとても簡単! 魚のうろこや内臓を取り除いて、身に切り込みを入れたら、鍋に水、酒、塩を入れて煮るだけ。
火が通ったら青ネギを加え、器に盛り付けて唐辛子を添えれば完成です。
シークヮーサーを添えれば、さらに香り豊かな一品に仕上がりますよ。
なんともいえない沖縄のうま味を引き立てる、シンプルな調理法が魅力的です。
松本料理学院で学ぶ沖縄の深い味
沖縄の伝統的な料理をしっかり学びたい方には、那覇市にある「松本料理学院」がおすすめです。
ここでは、琉球料理を中心に、家庭料理の基本やおもてなしの料理を学ぶことができます。
学院で教えられている「食は命の薬(ヌチグスイ)」の考え方は、沖縄の食文化に根付いており、健康にも良い影響を与えることでしょう。
オンラインワークショップも計画中なので、遠方の方も参加しやすくなっています。
沖縄の味を楽しむカフェ
また、学院の隣には「琉球styleまつもと」というカフェも併設されています。
こちらでは、朝ごはんやランチに沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが楽しめます。
リラックスした雰囲気の中で、沖縄の味に触れることができるのは、訪れる価値大です。
ぜひ、料理を作った後は、足を運んでみてくださいね。