秋の訪れとともに楽しむさつまいも
秋の味覚といえば、なんといっても「さつまいも」。
その鮮やかな黄色の中身と赤紫色の皮のコントラストは、食卓を一気に華やかにしてくれます。
見た目の美しさだけでなく、さつまいもには食物繊維やビタミンといった栄養素がたっぷり含まれているんです！特に、皮には栄養が豊富に含まれているため、皮をむかずに調理するのがおすすめです。
しかし、ただ栄養を摂るだけでなく、旬のさつまいもを最大限に活かした美味しいレシピを試してみたいですよね。
今回は、管理栄養士が教えるさつまいもを使った減塩レシピを2品ご紹介します。
さつまいもと鮭のだしバター蒸し
まずご紹介するのは、「さつまいもと鮭のだしバター蒸し」。
このレシピは、さつまいもの甘みと鮭の旨味が見事に組み合わさった一品です。
材料はシンプルで、さつまいもや鮭、長ねぎを使います。
まずさつまいもは4つ割りにし、鮭は食べやすい大きさに切ります。
フライパンにこれらの食材と少量の水、めんつゆ、バターを加え、蓋をして7分ほど蒸し煮にするだけ。
さつまいもが甘く、鮭がふっくら仕上がる食感は絶品です。
お好みで青ねぎや七味を散らすと、さらに風味が増します。
心も体も温まる秋のおかずにぴったりです。
さつまいもと豚肉のオーブン焼き
次にご紹介するのは、「さつまいもと豚肉のオーブン焼き」です。
このレシピは、オーブン任せで手間いらず！さつまいもや豚肉、玉ねぎを薄切りにして、オリーブオイルや黒胡椒で味付けして耐熱容器に敷き詰め、170度のオーブンで15分焼くだけでできあがります。
焼き上がりの香ばしさはたまりません。
さつまいもの甘味と豚肉の脂身が絶妙にマッチし、アクセントにレモンを加えることでさっぱりとした後味に仕上がります。
また、旬の柑橘類を使ってアレンジするのも良いでしょう。
手軽にできるうえに栄養価も高いので、忙しい日々の中でもしっかりと栄養を摂ることができます。
旬のさつまいもを楽しもう！
さつまいもは、そのまま焼きいもとして食べても美味しい美味しいですね。
小腹が空いた時にぴったりの健康的なスナックです。
また、さつまいも100gあたりでビタミンCの1/4量が摂取できるので、季節の変わり目に体を守ってくれる強い味方です。
ビタミンCは加熱によって損失しやすいですが、いも類に含まれるものはでんぷんに守られているため安心して食べられます。
皮ごと食べることで、栄養を無駄なく摂ることができるんです。
健康的なおかずで心も体も満たされる
さつまいもを使ったこれらのレシピは、どちらも減塩を意識しながらも、うまみや甘さを贅沢に引き出すことができる素晴らしい料理です。
ぜひこの秋、さつまいもを使った美味しい料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？健康的で栄養満点な食事を楽しむことで、心も体も喜ばせることができますよ！
